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2009年5月22日 (金)

出物の仕入れ

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年間売りのお茶の仕入れも終盤です。拓朗(弟)が出物を拝見中です。
出物の注文は、いち早く新茶前に取引の問屋さんや農協さんに依頼し、見本が来るのは一番最後になります。
お茶での出物とは、芽茶、茎茶、粉茶などを指します。荒茶を仕上げ(精製)して本茶(仕上茶)を作りますが、その際出る副産物です。本茶には劣るものの、特有の味わいがあり、価格が安いのも魅力です。昔から、お茶好きには人気があります。当店の場合は、価格(評価)の目安は本茶の品質に対して、茎茶は2/3、粉茶1/3、芽茶は9/10くらいになります。
ただし、荒茶から出る出物類は合計で多くて20%程度です。手摘みなど良質な荒茶の場合は10%以下になります。逆の見方でお話しすれば、評価の低い出物がたくさん出ると相対的に本茶が割高になりますから、茎茶や粉茶を多く含む荒茶は安く買わなければ採算が合いません。また、出物がたくさん出るのは摘み遅れや製造工程に問題があるので品質も劣ります。
つまり良質な出物は少量しか取れませんから、新茶前に依頼する必要があります。長かった今年の新茶期もいよいよ終盤です。

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